土木:市原組、建築:日幸建設が1位 30年度上半期受注ランキング(千葉市)

[2018/10/17 千葉版]
 千葉市財政局契約課は16日、30年度第2四半期までの事業者別の受注状況を公表した。30年4~9月(上半期)に市が発注、契約した工事と委託した業務を対象に、「市内」「準市内」「市外」に分けて、工種別にその受注額で順位付け。市内業者をみると、土木一式工事は「下水道排水施設工事(幕張雨水24号幹線30-1工区)」(JV施工)など4件を受注した市原組(美浜区)、建築一式工事では「市動物公園チーター舎外新築工事」など2件を受注した日幸建設(中央区)がそれぞれ1位となった。

 今回の順位付けでは、土木一式で36社、建築一式で19社がそれぞれランクイン。2位以下をみると、土木一式は2位が「下水道排水施設工事(柏井第2雨水1号幹線30-1工区)」(JV施工)など4件受注の白川土建(若葉区)、3位が市原組とのJVで「下水道施設改良工事(高洲30-3工区)」など4件を受注した小梛組(稲毛区)だった。

 建築一式は、2位が「土気あすみが丘プラザ内外部改修工事」など5件受注のストラクス(美浜区)、3位は「弥生小学校内外部改修工事(その1)」など3件受注のカラカマ工務店(中央区)となった。

 市内業者でこのほかの工種について見ると、14社がランクインしたとび・土工・コンクリート工事では「調整池浚渫工事(みつわ台調整池30-1工区)」など3件を施工する千年杉建設(中央区)がトップだった。

 設備工事をみると、電気工事が「土気あすみが丘プラザ内外部改修電気設備工事」を受注した福井電機(中央区)、管工事では「土気あすみが丘プラザ内外部改修空調設備工事」など3件受注の三成工業(若葉区)が首位。

 ほ装工事は、千年杉建設が「越智町土気町線生活関連経路整備工事(緑30-1)」など8件受注でトップ。塗装工事は伊藤仁塗装(中央区)が「下水道施設塗装工事(草野雨水1号幹線30-1工区)」で、防水工事は「宮野木スポーツセンター防水改修工事」の西川塗装店(稲毛区)が1位だった。

 電気通信工事は、スイス通信システム(中央区)が「千葉市防災行政無線(同報系)親局外デジタル化改修工事」でトップ。造園工事は「高浜公園外遊具交換工事」を受注の植忠造園土木(中央区)、今回初めて順位付けされる解体工事は「旧市中央区蘇我コミュニティセンター解体工事」(JV施工)を受注した市原組がそれぞれ1位となっている。

 工事で準市外、市外業者を見ると、土木一式工事は「南町宮崎町線擁壁築造工事(30-1)」など2件を受注した北野建設(千葉営業所・中央区)、電気工事では「南部浄化センター計装設備改築工事」など4件を受注の昱(あきら)(千葉支店・若葉区)がそれぞれ首位に。同様に機械器具設置工事では「京葉線海浜幕張駅南口駅前広場昇降機設備工事」の東芝エレベータ(東関東支社・中央区)がトップとなった。

 一方の委託について主なものを見ると、市内業者では、建築関係建設コンサルタント業務のトップは「千城台旭小学校大規模改造実施設計業務委託」を受注した向後構造設計事務所(中央区)。土木関係建設コンサルタント業務では「下水道実施設計業務委託(汐見丘雨水30-1)」ほか1件を手がけている白井企画(中央区)が1位で、測量では「15-7デッキ東側外7補修実施設計業務委託(美30-1)」ほか1件のアイコンサルタンツ(花見川区)、地質調査は「二級河川坂月川軟弱地盤技術解析業務委託(30-1)」の京葉シビルエンジニアリング(中央区)がそれぞれ首位となった。

 準市内・市外業者では、土木関係建設コンサルでNJS(千葉事務所、中央区)、建築関係建設コンサルで大谷研究室(東京都杉並区)がそれぞれ一位だった。

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