戸田建設JVに決定 汚水の第3南蒲生幹線工事3(仙台市)

[2018/8/18 宮城版]
 仙台市は、第3南蒲生幹線工事3の総合評価一般競争入札の落札者を戸田建設(東京都中央区)JVに決定した。落札額は38億4900万円。予定価格は45億8591万円。6月20日の開札後、低入札価格調査と総合評価の審査結果を踏まえ、10日に落札決定した。年内に立坑工事に着工し、31年夏のシールドマシンによる掘削を開始を予定する。。

 戸田建設JVの構成員は、河北建設(仙台市太白区)と阿部和工務店(同青葉区)。3社JVの参加要件で4JVが応札。いずれも低入札価格調査の基準額を下回った。特別重点調査の3JVは辞退を申請。9日までに戸田建設JVの低入札価格調査を進め、10日に決定した。

 同工事は、汚水管の新設工事で、第3南蒲生幹線の本管最終工区となる。シールド工、開削工、推進工で延長約3.3kmを掘削する。シールドは内径2000mmと内径2400mmで製作する。発進基地はいずれも若林区5丁目公園に設置する。工期は33年3月31日まで。

 第3幹線は、南蒲生浄化センターから西側に総延長約10kmを敷設。下流側約7kmの工事は28年度末に完了している。

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