居住棟 新築が公告 若生園・障害者支援施設を拡張(恵泉会)
[2018/7/10 宮城版]
社会福祉法人恵泉会(宮城県登米市、千葉捷郎理事長)は登米市東和町内にある障害者支援施設を拡張することとし、7月10日に建築工事の一般競争入札を公告した。工事名は「若生園居住棟新築工事」。S造2階建て延べ1999.2平方mの建物を建設する。宮城県の入札資格で建築一式工事S等級に登録している事業者を対象に、7月20日まで入札参加申請書を受け付ける。
入札に参加できる事業者の条件はほかに▽宮城県内に本社があること▽宮城県の建築一式工事の総合評定点が1000点以上▽監理技術者を配置できること──など。
設計図書は7月17日まで、設計業務を担当した関・空間設計(仙台市青葉区本町2丁目)で閲覧できる。入札参加申請書は20日まで、恵泉会法人本部(迫町佐沼字江合3-16-2)に持参する。入札書の提出および開札は30日。
施工地は東和町米川字西綱木5および6-1。障害者を支援する若生園の既存施設は、昭和61年に完成した。供用から30年以上が経過し、施設の老朽化と狭あい化が課題となったことから、近接地に居住棟を建設し、施設を拡張する。新施設の完成後も、同会は既存施設を継続して利用する方針。
新施設は敷地4216.2平方mに、S造2階建て延べ1999.2平方mの規模で建設する。居室はユニット式で、1階に27室、2階に27室を設ける。リビングやトイレ、浴室などの供用スペースも設置する。工事には電気、機械などの設備工事も含む。工期は31年3月20日まで。同会は同年4月からの供用を目指している。
入札に関する問い合わせは、恵泉会法人本部☎0220-22-1160まで。