富里に4200平方mの倉庫 4議案全て同意(県開発審査会)

[2018/7/6 千葉版]
 県の第464回となる開発審査会(山口用一会長)が5日、千葉市中央区のホテルプラザ菜の花で開催され、審議した4議案(うち1件は非公開)全てに同意した。このうち第2号議案では、直販配送(田邉良一代表取締役、東京都渋谷区)が富里市高野の約1万平方mを開発して新設する延べ約4,200平方mの倉庫が対象となった。

 今回審査したのは[1]準公益的施設1件[2]宅地開発事業の基準に関する条例に基づく確認を受けて造成が行われた土地に建築するもの1件[3]社会福祉施設等1件[4]既存集落内の自己用住宅1件――の計4件。うち[1]~[3]が公開審査された。

 [2]について、直販配送が開発を計画する倉庫は、富里工業団地に隣接する富里市高野字太木687-5ほかの1万0,972平方mで、地目は宅地。建物の用途は倉庫で、構造はS造2階建て、規模は延べ4,223平方m(建築面積3,415平方m)で計画している。

 [1]と[3]の2件の概要は次の通り。

 【開発行為の許可について】
〈準公益的施設(第1号議案)〉

▽申請者=立野町会(有山清美会長、市原市立野333-1)
▽開発区域に含まれる地域の名称=市原市立野字金出台255番8
▽開発区域面積(地目)=641・20平方m(宅地)
▽予定建築物の用途、構造及び規模=地区集会所(準公益的施設)、木造平屋建て延べ73・70平方m(建築面積76・18平方m)

 〈社会福祉施設等(第3号議案)〉
▽申請者=社会福祉法人柴崎すずしろ会(大井由夫理事長、我孫子市柴崎字後田845番地1
▽開発区域に含まれる地域の名称=我孫子市柴崎字後田861番地1
▽開発区域面積(地目)=881・11平方m(田)
▽予定建築物の用途、構造及び規模=共同生活援助事業所(グループホーム)・短期入所・一般相談支援事業所(法第34条第1号該当)、木造平屋建て延べ253・89平方m(建築面積285・28平方m)

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.