新庁舎規模は3000~4000平方m 移転整備軸に8月構想策定へ(塩谷町)
[2018/6/16 栃木版]
第4回塩谷町庁舎整備検討委員会(委員長・佐藤栄治宇都宮大学准教授)が開かれ、庁舎に求められる機能として、[1]防災拠点[2]安全性[3]行政サービス[4]ユニバーサルデザイン[5]高度情報化[6]町民活動の拠点[7]その他(環境共生や維持管理機能等)-7項目を示すとともに、規模には延べ3000~4000平方m(駐車場面積5500平方m)を試算した。
現在の庁舎の敷地面積6825.2平方mのうち4012平方mが借地となっており、町施設の全体的な集約を図る中で、町有地を候補地に新庁舎の建設地を決めていく見通し。
同検討委員会は基本構想案を策定することを目的に任期の8月末を目途に新庁舎の建設地や構造・規模、機能などのアウトラインを固めていく見通し。
町役場庁舎は、新館と旧館で構成。戦前に建設され、昭和37年と昭和48年に増築された施設。構造と規模は、RC造一部S造・延べ床2179平方m。23年度に行った耐震診断の結果では、新館・旧館ともに、地震で倒壊または崩壊する危険性があるという診断結果が出ている。