晴れの栄誉に4社 優良建設工事(市原市)
[2018/6/9 千葉版]
市原市による30年度の優良建設工事が明らかになった。29年度に完成した500万円以上の市が発注した工事149件のうち、同市の優良建設工事建設業者表彰事務実施要領に基づき、今回は▽新千葉建設▽日本体育施設東関東営業所▽日立製作所千葉支店▽市津工業所──の4社が施工した工事5件が選ばれた。市津工業所については2件の工事が該当しており、二重の喜びとなる。表彰式は7月4日に市役所第1庁舎4階特別応接室で執り行われる。
優良建設工事の表彰は、同市の建設工事を請け負い、施工した建設業者のうち、その施工内容が特に優良と認められる者を表彰することにより、市の建設工事を良好に施工しようとする建設業者の意欲を増進し、その技術の向上を図ることを目的としている。
実施要領では、工事成績評定点が80点以上の工事の施工者を表彰の対象とし、ここから▽表彰日の属する年度前2年度内において工事成績評定点が64点以下の市発注工事を施工した者▽表彰日の属する年度前2年度の初日から表彰日までの間で、市の指名停止措置要領に基づく指名停止を受けた者▽表彰日の属する年度前2年度の初日から表彰日までの間で、表彰が不適当と認められる行為をした者──を除いたものを表彰することとしている。
優良建設工事は、副市長を委員長、各部長職を委員とする市優良建設工事選定委員会が選定。市長に報告、決定となる。
受賞する4社が施工した5つの工事の概要は次の通り。▽工事名=[1]工種[2]工事概要──の順。
■新千葉建設
▽市立千種小学校屋内運動場非構造部材耐震化工事(建築)=[1]建築[2]RC造2階建て延べ929平方m:バスケットゴール改修(落下防止対策)、ギャラリー窓ガラス交換(落下防止対策)、便所コンクリートブロック間仕切壁改修(転倒防止対策)、アリーナ及びステージ床の塗替え、これらに伴う建築工事一式
■日本体育施設東関東営業所
▽ゼットエーオリプリスタジアム(臨海競技場)改修工事=[1]土木[2]トラック改修工:ウレタン舗装切削オーバーレイ工A6,310平方m、ウレタン舗装洗浄工A1,770平方m、内圏縁石調整工L418m、レーンライン工L4,690m、レーンマーキング工一式
■日立製作所千葉支店
▽松ケ島終末処理場中央監視制御設備更新工事=[1]設備[2]中央監視制御設備更新工事:監視制御設備一式
■市津工業所
▽葉木地先配水管布設替工事(H29)=[1]管[2]工事延長L145・0m:ダクタイル鋳鉄管布設工(GX型φ200mm)L145・0m、給水管切替工N5カ所
▽小田部地先配水管布設替工事(H29)=[1]管[2]工事延長L190・8m:配水用ポリエチレン管布設工(HPPEφ75mm)L191・0m、排水栓設置工N1基、給水管切替工N3カ所