道の駅建設3分離で公告 建築は市内本社A対象(大崎市)
[2018/5/16 宮城版]
大崎市は15日、(仮称)道の駅おおさき建設工事に係る建築、機械、電気を3分離して一般競争入札を公告した。参加資格は市内に本社を登録し、建築が建築一式工事A、機械が管工事A、電気が電気工事Aであることなど。工期は31年3月8日まで。供用開始は31年度を目指している。
入札日程は、3件とも同様で設計図書の閲覧が6月4日まで。入札書は同5日まで市総務部財政課に配達証明付き郵便で送付すること。同日まで到着したもののみ有効とする。開札は同7日午後1時40分から順次執行を予定している。
道の駅の整備予定地は市の復興まちづくり計画で広域防災・活動拠点整備エリアと位置付けられている古川千手寺町地区の約9000平方m。
道の駅施設は防災広場や駐車場の整備を中心として、中心市街地ににぎわいに寄与するため、建築工事では、地域物産などを販売する店舗、道路情報・観光情報が取得できる休憩・情報センター、軽食などを取りながら談話できるコミュニティカフェ、おむつ交換や5人程度の幼児が遊べるキッズスペース、24時間使用できる公衆トイレ、野外イベントにも活用できるイベント広場などを整備する。
施設は屋根付きの広場でつなぎ、雨天時でも朝市などのイベント開催が可能なスペースも確保する。
また災害時には、休憩スペースを一時避難所として活用するほか、組み立てることで竈になるベンチなどの設置も予定している。
駐車場整備については後日発注を予定しており、101台分のスペースを確保する見通しだ。
基本・実施設計はパシフィックコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)が担当した。