10社12工事が受賞 施工業者表彰式開く(市川市)
[2018/5/10 千葉版]
市川市は4月20日、市の仮本庁舎で、30年度の建設工事施工業者表彰式を執り行った。今回、受賞の栄に浴したのは、優秀工事表彰が▽京葉プラントエンジニアリング▽千葉建設▽武内建設▽上條建設▽市川建設▽工営建設▽五葉エンジニアリング▽カブト建設▽飯塚建設││の9社、優良工事表彰が柏井緑化土木の1社の計10社が施工した12工事(発表順)。このうち千葉建設と工営建設は、それぞれ2つの工事で受賞するダブル受賞、加えて2年連続受賞の快挙を果たしている。
表彰式では佐藤尚美副市長の手から、受賞者一人一人に表彰状が手渡されたほか、祝辞が贈られるなどした。
今回表彰された工事は、同市が発注し、29年度中に完成した工事251件のうち、契約額が250万円を超える工事のうち、市内業者により完成した工事から選出された。工事成績評定点が80点以上の全ての工事を「優秀工事」、また、市内業者により完成した工事のうち、優秀工事のない工種で、評定点が75点以上であり、かつ、要綱に基づく第一順位の工事を「優良工事」としてそれぞれ表彰する。
同市の表彰制度は昭和53年度に始まり、今年度で41回目を迎える、歴史と格式のあるもの。優秀・優良な成績の工事に対して、その施工業者を表彰、施工技術や意欲の向上を促して良質な公共工事の確保を図るのが目的で、厳しい財政事情の中で効果的な予算執行を目指し、市の基本方針を推し進める上で大きな役割を果たしているとしている。
表彰される工事は施工状況や品質、出来映えなどがいずれも良好で、施工に携わった全ての人の努力の結晶であり、名誉と誇りを持てる受賞となっている。
なお、前回の29年度は優秀工事表彰が9件、優良建設工事表彰が2件それぞれ選出された。その前の28年度は、優秀工事表彰が4件で、優良建設工事が5件選ばれていることから、今回の優秀工事表彰11件、優良工事表彰1件という結果をみると、工事の品質向上が年々図られていることがうかがえる。
表彰される施工業者と工事名、工種は次の通り。▼表彰者名:[1]工事名[2]工種││の順。
■優秀工事
▼京葉プラントエンジニアリング(株)=[1]国分川調節池(自然ふれあい広場)整備工事[2]土木一式工事
▼千葉建設(株)=[1]人にやさしい道づくり工事(その2)柵渠蓋安全対策[2]土木一式工事
▼武内建設(株)=[1](仮称)北市川運動公園整備工事[2]土木一式工事
▼上條建設(株)=[1]市川市地域振興施設新築工事[2]建築一式工事
▼市川建設(株)=[1]市川市立第六中学校屋内運動場改修工事[2]建築一式工事
▼工営建設(株)=[1]市川漁港護岸補強緊急対策工事[2]とび・土工・コンクリート工事
▼(株)五葉エンジニアリング=[1]市川市地域振興施設新築機械設備工事[2]管工事
▼カブト建設(株)=[1]道路舗装補修工事(その19)[2]舗装工事
▼工営建設(株)=[1]行徳地域道路舗装補修工事(その1)[2]舗装工事
▼千葉建設(株)=[1]行徳地域道路舗装補修工事(その4)[2]舗装工事
▼飯塚建設(株)=[1]道路舗装補修工事(その13)[2]舗装工事