宮床児童館を新築 建築A以上が対象(大和町)
[2018/4/26 宮城版]
黒川郡大和町は平成30年度大和町宮床児童館新築工事の一般競争入札を公告した。参加資格は県内に本社または営業所を持ち、建築工事の格付けがA(P点が1000点)以上であることなど。工事では老朽化した既存児童館(宮床字中野)を宮床小学校(宮床字)の敷地内に移転新築する。供用時期は31年度中を目指している。
日程は参加申請書の提出が5月9日まで。設計図書の閲覧は同16日まで受け付ける。開札は同17日に執行を予定している。
既存の宮床児童館は昭和45年竣工。町で最も古い児童館で構造は木造平屋約320平方m。年間7500人前後が利用している。昭和59年に増築を実施したが、屋根や壁面などが老朽化著しい状態となっている。また宮床小学校からの距離が離れていることから児童の安全を確保するため、宮床小学校の敷地南西部に移転新築することにした。
新児童館は木造平屋332平方m。建築、電気設備、機械設備、外構の工事を一括で発注する。併せて倉庫の撤去と新築工事も実施する。工期は31年2月28日まで。基本・実施設計は盛総合設計(仙台市青葉区)が担当した。
町の30年度予算では宮床児童館の建設工事費に1億5618万円を確保している。
このほか、平成30年度舗装修繕工事(町道台ケ森線)と平成30年度大和町総合運動公園テニスコート人工芝張替工事の一般競争入札も公告されている。