工事発注は774件 東部復興道路の舗装6件(仙台市)
[2018/3/24 宮城版]
仙台市は23日、30年度発注予定を公表した。工事件数は774件の見通し。大規模改修工事の本格化に伴い、29年度同期比で43件の増を見込む。WTOは七郷小学校の新築工事など3件を発注。東部復興道路整備事業に伴う舗装工事は、1億円以上の制限つき一般競争入札で、全6本を公告する。
規模別では、WTOのほか、制限付き一般競争入札の1億円以上が118件、5000万円以上1億円未満79件、1000万円以上5000万円未満404件、指名競争入札118件。大規模改修工事の本格化で、29年度当初の発注件数を上回る見通し。
中でも、鉄骨鉄筋コンクリート建築工事は54件を見込み、工事規模1億円以上では新築2件のほか、大規模改修工事は17件を発注する。新築工事は、八木山動物公園マダガスカル館と中心部救急出張所。大規模改修では、燕沢小と泉松陵小をいずれも5月に公告される。
このほかの工種では、土木工事247件、電気設備工事109件、舗装工事92件、給排水衛生冷暖房工事89件、水処理施設工事28件など。土木工事では、下水道工事のWTOが2件で、4月に第3南蒲生幹線工事3、10月に名取川左岸幹線・長町準幹線工事を公告する。
東部復興道路のかさ上げ道路工事では、新設舗装工事の制限付き一般競争入札6件を発注。総延長10kmのうち約8.5kmを6工区に分割する。このうち宮城野区蒲~若林区荒浜の舗装2件はいずれも5月公告で、残り4件は7月発注を見込む。工期は全工区で約6カ月。
5月に太白区役所改修設計
コンサルタント業務は、100万円以上の176件を見込む。第1四半期は、建築設計で太白区役所の大規模改や四郎丸小学校の校舎増改築、土木設計で海岸公園パークゴルフ場拡張計画設計、国道286号バイパス化に伴う南赤石トンネル詳細設計などを予定する。
工事別では設備設計59件、建築設計54件、土木設計50件、地質調査・測量13件。