道の駅構想に調査費盛る 公民館の整備構想も(栗原市30年度予算案)

[2018/2/10 宮城版]

千葉市長

千葉市長

 栗原市は9日、議会開会を前に会見を開き、30年度の予算案を明らかにした。これによると一般会計の総額は443億8000万円で1.2%の増とした。普通建設事業費は50億1717万円で当初比4.7%の減とした。一般会計に8つの特別会計と水道事業、病院事業の2つの企業会計を加えた総予算規模は814億1700万円で同1.4%減とした。新規事業の主なものとしては、道の駅推進事業の調査委託などに604万円、公民館整備基本構想策定事業に333万円、放課後児童健全育成事業に350万円などを計上する。

 このうち道の駅推進事業では、地域の特性を生かした産業や交流がさかんなまちを創るため、市内に快適な休憩やおもてなしができる施設の整備するための検討を行うもの。30年度は基礎調査を発注するとともに市民による検討委員会を立ち上げて方針を検討する。

 公民館整備については建設から40年以上が経過し、老朽化している市内の公民館の建て替えを順次計画している。対象となるのは昭和42年竣工の若柳公民館、昭和46年竣工の志波姫公民館、一迫公民館、昭和48年竣工の瀬峰公民館、昭和51年竣工の鶯沢公民館の5つ。基本構想で順次整備するための基本的な考え方や方針などを策定する。

 このほかの一般会計の主な予算では、継続事業のくりはら交流プラザ改修工事に5億3077万円、クリーンセンター基幹的設備改良に6億5400万円、ビジターセンター整備に4億2659万円を計上したほか、旧瀬峰保育所解体工事に2359万円、し尿処理施設補修に8980万円、道路橋りょう維持の委託に2億6940万円、同工事に3億2230万円、道路橋りょう新設改良の委託に4275万円、同工事に3億9160万円、都市計画道路新山十文字線整備に9000万円、市営中の茎住宅建設に1億6726万円、防災倉庫建設に2億5707万円、瀬峰中学校屋外整備や校舎修繕に9200万円などを盛り込んでいる。
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