33.8億円で三井住友建設 新庁舎・保健センターを建設 落札率は86.6%(亘理町開札速報)

[2018/1/13 宮城版]
 亘理郡亘理町は12日、新庁舎と保健福祉センター建設工事の一般競争入札を開札し、1落の33億8000万円で三井住友建設(東北支店・仙台市青葉区)が落札した。予定価格は39億02800万円で、落札率は86.6%。悠里地区に新庁舎がRC造3階建て延べ6974平方m、同センターがRC造平屋2671平方mの規模で併設する。年度内の着工、31年度内の供用開始を目指す。

 公告名は「平成29年度亘理町新庁舎・保健福祉センター建設工事」。入札には三井住友建設のほか、大豊建設、奥村組、竹中工務店、錢高組、ピーエス三菱、橋本店、阿部建設、加賀田組の8社が応札した。

 施工地はJR亘理駅東側となる悠里地区公共ゾーン内の敷地約2.7ha。両施設は1階で連結し、自動ドアで行き来できるようにする。庁舎は1階に窓口業務が必要な課、2階に事業課、3階に議場などを設け、自家発電室や屋外に炊き出しスペースなど防災拠点としての機能も持たせる。

 建設工事では2施設のほか、S造建築面積971平方mの大庇、S造平屋829平方mの外部倉庫・車庫も含む。建築に係る電気設備・機械設備一式も担当する。工期は31年9月30日まで。引っ越しなど準備期間を経て、31年度内の供用開始を目指す。同工事の設計は三菱地所設計東北支店(仙台市青葉区)・楠山設計(同)JVが担当した。

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