下半期発注は工事63件 南浜のガレキ撤去を追加(石巻市)
[2017/10/12 宮城版]
石巻市は10日付で、下半期の発注見通しをホームページに公表した。市は工事63件、業務14件を発注する。このほか、委託工事として日本下水道事業団が16件、国土交通省北上川下流河川事務所が1件を発注する。市の発注予定工事では、南浜公園のガレキ撤去工事や、大平欠道路の改良工事を追加した。
昨年度同期と比較すると、市の発注件数は工事が46件減、業務が4件減。工種別の発注予定件数は、土木が38件、建築が22件、管が2件、電気が1件となっている。
土木工事の追加案件は、南浜公園のガレキ撤去工事と、大平欠道路の改良工事で、2件とも年内に一般競争入札で発注する。大平欠道路の改良工事は、施工延長が須江地区の130mで、工期に約4カ月を見込む。
土木工事はこのほか、大須漁港と泊漁港の防波堤改良工事、しらさぎ台1号公園の整備工事、防災緑地2号の造成工事、湊地区の汚水管渠築造工事、釜排水区の汚水管渠災害復旧工事などを発注する。
建築工事は、消防団のポンプ置場新築工事6件や、女川消防署雄勝出張所の建設工事、上釜会館の解体工事、石巻消防署渡波出張所他1カ所の解体工事、市営住宅解体工事、後川さけふ化場の整備工事などを予定している。
管工事は、大土老人憩の家下水道接続工事と、市総合運動公園のトレーニングルーム新築機械設備工事で、5日に一般競争入札を公告済み。電気工事は、荻浜支所の太陽光発電設備設置工事で、年内に一般競争入札で発注し、約10カ月の工期で完成させる予定になっている。
業務案件は、年内に係留船舶集約施設の設計検討業務や、雄勝総合支所等複合施設の基本・実施設計業務など、第4四半期に北上こども園(仮称)の建築実施設計業務や、牡鹿総合支所大原出張所の整備設計業務などを委託する。