北総東部用水の2揚水機場 ポンプ設備を基本設計(水資源機構)

[2017/6/22 千葉版]
 水資源機構千葉用水総合管理所は、北総東部用水揚水機場ポンプ設備等計画検討業務について21日、一般競争入札(電子入札対象案件)の実施を公告した。確認申請書等の提出期間が6月22日~7月5日16時、入札書の提出期間が7月13日~20日16時で、7月21日に開札して業務を委託する。160日間の履行期間で、ポンプ3台(約800mm程度)+ポンプ1台(約1200mm程度)のポンプ設備規模、組合せ等の概略を検討し、船戸揚水機場ポンプ設備と返田揚水機場ポンプ設備の基本設計を行う予定だ。

 同業務は、香取市佐原地内で北総東部用水施設における船戸揚水機場ポンプ設備、返田揚水機場ポンプ設備の基本設計を行うもの。水理計算については、船戸揚水機場(吸水槽より)を起点とし、返田揚水機場まで(本線)、東幹線系は返田揚水機場から八日市場ファームポンドまで(東幹線、織幡線、高萩線、八日市場線)、西幹線系は返田揚水機場から大堀山ファームポンドまで(西幹線、北幹線、田良貝線、高津原線)の範囲。

 主な競争参加資格をみると、同機構における29・30年度一般競争(指名競争)参加資格業者のうち、測量・建設コンサルタント等の業種区分の「土木関係建設コンサルタント業務」の認定を受けていることなど。

 19年4月1日以降に元請けとして完成・引渡しが完了した同機構、国、特殊法人等、地方公共団体、地方公社等、公益法人または大規模な土木工事を行う公益民間機企業が発注した同種業務(揚水ポンプ設備の概略設計または基本設計または構想設計)または類似業務(揚水ポンプ設備の設計(前記以外の設計業務)またはパイプラインを主体とした揚水ポンプ設備を含む基本(または構想)設計)の履行実績も求める。

 水理計算の範囲のうち、加圧機場についての概要は次の通り。▽加圧機場名=[1]ファームポンド[2]横軸渦巻ポンプ──の順。
▽織幡=[1]45m×27m×2.7m[2]5台▽岩部=[1]36m×24m×2.7m[2]5台▽上の台=[1]35.5m×23m×2.7m[2]5台▽原新田=[1]43m×24m×2.7m[2]5台▽九十九塚=[1]37m×30.3m×2.7m[2]5台▽高萩=[1]50m×40m×2.7m[2]6台▽大久保=[1]41m×35.5m×2.7m[2]5台▽仁良=[1]39.7m×35.5m×2.7m[2]5台▽宮前=[1]51.5m×31m×2.7m[2]6台▽山田=[1]56m×36m×2.7m[2]6台▽南堀之内=[1]58.8m×29m×2.7m[2]6台▽鏑木=[1]62.58m×29m~22m×2.7m[2]6台▽八日市場=[1]39.8m×25m×2.7m[2]5台▽飯塚=[1]44m×23.9m×2.7m[2]5台▽沢=[1]39m×36.3m×2.7m[2]5台▽十余三=[1]46m×40.5m×2.7m[2]6台▽赤池=[1]39m×36.3m×2.7m[2]5台▽酒造=[1]58m×20.3m×2.7m[2]5台▽出沼=[1]31m×30.3m×2.7m[2]5台▽高津原=[1]46.25m~63.5m×33.8m×2.7m[2]6台▽中沢=[1]54m×40.8m~35.8m×2.7m[2]6台▽大堀山=[1]91.65m×25.5m×2.7m[2]6台▽村田=[1]46.5m×38.1m×2.7m[2]6台▽吉岡=[1]51m×45.9m×2.7m[2]6台

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