[2017/4/8　千葉版]
　千葉県柏市契約課は29年度の発注予定として、208件(一般競争入札205件、随意契約3件)の工事概要を公表した。一般競争入札では第2四半期に、道の駅しょうなん再整備の初弾工として駐車場整備のほか、光ヶ丘小こどもルーム設置などの工事を発注する。

　公表された工事を担当課別にみると、学校施設課が65件ともっとも多く、次いで北柏駅北口土地区画整理事務所の16件、下水道整備課の15件、公園管理課の14件、道路整備課の13件、道路保全課の11件と続く。

　工種の内訳は、土木一式51件、建築一式44件、塗装24件、管21件、電気16件、ほ装11件、造園8件、機械器具設置8件、防水4件、電気通信3件、水道施設3件、とび・土工・コンクリート2件、消防施設2件、さく井1件、屋根1件、内装仕上1件。入札予定四半期では、第1が86件、第2が73件、第3が46件、第4が3件となっている。

　　道の駅しょうなんの再整備を計画しているのは、箕輪新田59－2地先。28年度には再整備基本設計をナスカ(東京都新宿区)に委託しており、約4万8000平方ｍを対象に6月30日までの工期で検討。そのあと、実施設計を別途進める方針。既存施設の改修など含め、軽量S造で延べ床面積4190平方ｍの施設などを整備する建築工には30年度に着手する見通し。

　初弾工には駐車場整備のほかに、造成を予定。基本計画によると、再整備する駐車場は既存分も合わせ、小型車400台、大型車59台分を確保する方針で、面積として2万400平方ｍを想定している。

　光ヶ丘小こどもルームは、利用児童数の増加に伴い建て替えるもので、28年度には設計業務を伍亜設計(柏市)に委託した。同業務で委託したのは、こどもルーム新築工事に係る設計のほか、既存こどもルーム解体工事に係る設計業務の各一式。

　29年度は、S造延べ95平方ｍのこどもルーム解体工事を第1四半期に発注した上で、こどもルーム設置工事を建築、電気設備、機械設備の3件に分離して第2四半期に発注する予定。

　このほか下水道整備課では、汚水と雨水の枝線工事を延長3276mにわたり計画。14件に分割して発注する。

　学校施設課では、酒井根小学校と南部中学校の屋内運動場長寿命化改良工事を計画。12校のトイレ改修工事については、それぞれ建築と機械設備に分離。また、17校の校舎では外壁の補修修繕を行う。

　公設市場からは、花き棟解体・跡地整備、公設市場トイレ改築(建築)、青果棟電気設備工事その2、トイレ改築(電気)、公設市場トイレ改築(機械設備)、青果倉庫棟耐震改修、青果棟改修、防火水槽設置が発注される。