おおたかの森小 1600平方m増築へ設計(千葉県流山市)

[2017/3/23 千葉版]
 千葉県流山市教育総務課は4月3日の指名競争入札で、おおたかの森小学校校舎増築設計業務を委託する。延床面積約1600平方mの規模を想定しているもので、180日間の工期で設計を完了させる予定。工事費については9月補正予算案で措置する方針で、29年度内の完成を目指す。

 建設予定箇所は、同校(市野谷621-1)校地の西側で、プールと大グラウンドの間の箇所(%2別図参照%1)。児童数の増加に伴いここに、軽量鉄骨造2階建て延べ約1600平方mの校舎を増築する計画。特記仕様書によると、普通教室数18室のほか、小荷物用専用昇降機、配膳室、便所、昇降口、倉庫を配置。特別教室、その他必要諸室については、学校運営の内容をくみ取り、協議の上で決定してとしている。

 設計業務の範囲は、これらの施設についての建築、電気設備及び給排水設備の実施設計。本体工事に付随し、改修が必要となる各設備工事、外構工事を含める。設計業務にあたり、業務場所内で土質ボーリング10m×2カ所の地質調査も実施する。

 同校の校舎増築については、28年度の12月補正予算では増築設計業務について、総額1019万1000円の2カ年継続費(年割額は28年度509万6000円、29年度509万5000円)を設定。29年度予算とともに21日可決した28年度補正予算で、この継続費を廃止。29年度予算では、設計業務委託料として1663万4000円が計上されている。

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