産業用地整備支援プロポ エム・ケーが26ha開発へ(千葉市)

[2016/12/16 千葉版]
 千葉市産業支援課企業立地室産業用地整備班は15日、産業用地整備支援事業について進めてきた企画提案(プロポーザル)公募で、エム・ケー(小林勁代表取締役、本社・東京都日野市)が提案した開発事業「ネクストコア千葉誉田」(仮称)を認定したことを明らかにした。緑区誉田町の25・9haを開発するもので、同市は進入道路などの周辺インフラ整備について支援する。同社では、市との協定締結後に設計などを進め、29年度下半期に造成工事などに着手する予定だ。

 認定事業者なったエム・ケーは、ヘッドリース事業(寮・社宅・倉庫等のサブリース事業)、大規模事業用地開発・分譲事業、宅地造成請負事業などを主な事業として展開しており、28年1期の売上高が109億9400万円。

 認定事業のネクストコア千葉誉田は、開発区域が緑区誉田町2-22ほか(千葉外房有料道路高田ICに近接)、開発面積が25・9ha(うち分譲面積18・3ha)。総事業費として約51億2850万円を見込む。

 同市では今後、同社と協議の上で協定を締結して、認定事業に対して市に帰属する道路、下水道などのインフラ及びそれに付随する施設の整備費を「建設負担金方式」により支援するほか、開発に必要な各種許認可などの手続きの支援などを行う。

 スケジュールをみると、29年4月以降に建設負担金に係る協定書の締結、事業計画(設計)の作成、許認可関係届出、29年下半期~30年度に造成工事を行い、完売まで企業誘致が行われる予定。

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