県工事の受注ランキング 県内企業から10社 トップは水ing(千葉県土整備部)

[2016/11/16 千葉版]
 千葉県土整備部建設・不動産業課は15日、県工事の年間受注額上位20社を公表した。27年度に県(水道局、企業土地管理局、病院局、教育庁、県警を含む)が発注した全工事を対象に集計したもので、上位20社のうちの県内企業は、前年度から1社減り10社。トップは、前年度6位の水ingで、同社の工事受注額は柏井浄水場西側次亜塩注入設備など全15件で33億841万8000円であった。

 県内業者で上位20社に入ったのは、阿部建設(旭市)が2位、岡本組(松戸市)が5位、萩原土建(芝山町)が6位、竹内建設(印西市)が9位、畔蒜工務店(横芝光町)が12位、興和建設(木更津市)が14位、石井工業(香取市)が16位、村樫建設工業(栄町)が18位、鎌形建設(多古町)が19位、市原組(千葉市)が20位。

 このうち阿部建設は、香取合同庁舎建築工事など13件を受注。受注額25億6227万5160円で、前年度の20位から県内企業のトップ(全体2位)となった。

 2年連続で上位20社に入ったのは、1位の水ing(前年度6位)2位の阿部建設(同20位)、4位の東芝(同14位)、5位の岡本組(同10位)、7位のメタウォーター(同17位)、8位の昱(あきら)(同1位)、9位の竹内建設(同7位)、10位の明電舎(同2位)、12位の畔蒜工務店(同3位)、19位の鎌形建設(同4位)20位の市原組(同9位)。

 受注額上位20位の公表は、入札・契約制度の改善の一環として、透明性の向上を図るために、平成6年度から集計しているもの。今回の集計対象のうち、27年度に発注した建設工事(随意契約含む)は4565件で、合計の発注金額は1222億3700万円。前年度に比べ、件数が188件減っているものの、金額は約55億円(4・8%)の増であった。

 受注企業を県内県外でみると、県内は件数が4021件(88・0%)で、金額が874億1400万円(71・5%)。県外業者は件数が544件(12・0%)で、金額が348億2300万円(28・5%)となっている。

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