29年度予算に設計費要求 公園センター 建築・造成は一括委託(仙台市)
[2016/9/14 宮城版]
仙台市建設局は、仮称・公園センターの設計費を29年度予算に要求する。平屋約2500平方m規模の建築設計で3000~4000万円を見込み、予算確保に向け本年度末までに施設イメージを固める。設計はプロポーザル方式で、周辺約1立方mの造成設計と一括する見通し。
建設地は、青葉山公園の追廻地区。片倉小十郎屋敷跡の敷地3500平方m。市は青葉山公園の基本計画(24年3月策定)を踏まえ、公園センターの機能・役割、施設イメージについて検討している。懇話会(座長・本江正茂東北大学教授)を設置し、10月開催の最終会合まで全4回実施する。
整備イメージは、懇話会の意見をまとめた上で、29年3月末までに建築物と周辺空間(ランドスケープ)の計画案を固める方針だ。計画案をもとに29年度当初予算案に設計費を計上する。青葉山公園基本計画では、平屋で最大延べ床面積は約2500平方mを想定している。
建設局同公園整備室は「予算確保は施設の整備イメージが固まらないと難しい。懇話会ではさまざまな意見が上がっている。意見を踏まえイメージ図を固めたい。プロポーザルは建築物と周辺空間の造成設計を一括し一体的に進めていく」と話した。