田尻支所の建替え 建築設計をプロポで公募(大崎市)
[2016/8/20 宮城版]
大崎市は19日、「大崎市田尻総合支所庁舎建替事業庁舎等建設設計業務」を公募型プロポーザル方式で手続きを開始した。参加申込書の受付期間は25日から31日まで。業務委託料の上限は税抜きで4240万円。庁舎建設と外構を含めた概算建設費は税込みで4億2000万円を見込んでいる。
同庁舎は建設当時、画期的だった円形庁舎を採用しているが、その特徴的な形状からユニバーサルデザインの採用が困難で時代のニーズに合致しないことから、市は質の高い住民サービスの提供を目的として、誰でも利用しやすく耐震性に優れた安全・安心な新庁舎の建設を計画した。
新庁舎は市内産の木材を活用した木造1000平方mを想定。用地は現庁舎や付帯設備を取り壊して確保する。階数は提案によって決定する。
参加資格は市内に本社(店)または支店、営業所を持ち、市の建築関係コンサルタント業務に登録している設計事務所。または同者との設計JV。一級建築士事務所の登録や23年度以降に1000平方m以上の公共団体の庁舎、または民間事務所の建設設計を完了した実績なども求める。
質問は25日まで受け付ける。参加申込書の受付期間は25日から31日まで。市建設部建築住宅課建築整備二係まで持参すること。提案書の提出期間は9月26日と27日の2日間。ヒアリングは10月上旬に行い、11月中に契約を結ぶ。業務履行期間は29年8月までを見込んでいる。