山下地区交流センター新築 予定価格は約19.4億円 5月6日まで参加受付(山元町)
亘理郡山元町は25日、新山下駅周辺市街地(つばめの杜)に整備する地域交流センターについて、新築工事の条件付き一般競争入札を公告した。工事は、RC造3階建ての本体建築と電気・機械設備の一括となっている。入札参加資格には、県内に営業所を置くことなどを求めた。5月6日まで参加申請書を受け付け、同26日に開札する。予定価格は19億4340万円。
公告名は「仮称・山下地区地域交流センター新築工事」。施工地は、つばめの杜東地区のJR新山下駅東側にあたる位置。5620平方mの敷地にRC造3階建て延べ床3857平方mの規模で建てる。ユニバーサルデザインとし、平時には地域交流の拠点とする。室内には最大約400人を収容できる文化研修ホールや防災情報コーナー、会議室などを設ける。災害時には避難所などとして防災拠点の役割を担う。工期は29年7月31日まで。
設計は、山下設計(東北支社・仙台市青葉区)が担当した。敷地北側の駐車場は、施設整備の進ちょくなどを勘案して別途、工事発注する予定だ。スペースは55台分程度を確保する。
所在以外の入札参加要件は、経審の建築一式工事の総合評定値が1100点以上かつ一級技術者数が10人以上であること、建築一式工事の特定建設業の許可を受けていることなど。
入札参加申請書は、26日から5月6日まで、町役場第2仮庁舎2階の建築営繕室で受け付ける。直接持参すること。開札は5月26日の午前9時15分から、同第3仮庁舎2階の会議室1で行う。開札後、町議会6月定例会で工事請負契約の承認を経て着工を目指す。